週刊少年ジャンプで話題沸騰中の人気漫画『SAKAMOTO DAYS』。
今回は『SAKAMOTO DAYS』に出てくる組織『ORDER(オーダー)』について、どのような組織なのかを徹底解説していきます。
ORDER(オーダー)とは?
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
殺し屋が職業とされているサカモトデイズの世界。
中でもORDER(オーダー)は、危険性の高い殺し屋を抹殺することを任務としている特務部隊という立ち位置です。
殺し屋の中にも当然、ルールや秩序が存在します。
ORDER(オーダー)の役割は簡単に言うと、そのような秩序を乱す輩を処罰する役割を担っています。
まさに、『毒をもって毒を制す』を体現化したような組織です。
現在作中では「殺し屋殺し」を行い、秩序を乱している×(スラー)と呼ばれる人物を追っています。
作中では殺し屋界の最高戦力と位置付けられており、メンバー全員が強者ぞろいで、主人公「坂本太郎」が過去に所属していた組織でもあります。
オーダーの定員は10名までと決まっていますが、定員に達したことは一度もなく、現在は8名のメンバーで構成されています。
現在は内6名が作中で明らかになっています。
南雲(なぐも)
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
本名 | 南雲(なぐも) |
生年月日/年齢 | 1993年7月9日/27歳 |
武器 | 巨大なツールナイフ |
性格 | 子供っぽい/冷酷 |
特技 | 変装 |
CV(ボイスコミック) | 汐谷文康 |
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
初登場は原作第6話。
全身にタトゥーが入っているのが特徴。
端正なルックスから、JCC(殺し屋学校)時代にはバレンタインチョコを152個貰うほどモテていた。
子供っぽい性格で、変装して他人を驚かせたり、おもちゃのナイフでイタズラをしたりと、人をおちょくって遊ぶことが多い。
その一方で、命令とはいえ、仲間を殺す任務をためらわなかったり、目的のために子供を人質にとったりと、冷酷な一面も兼ね備えている。
南雲の強さは?
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
X(スラー)の殺し屋リストでは最高のSランクという評価であることや、死刑囚のミニマリストを無傷で圧倒したことから、南雲は作中でもかなりの強さである。
対人戦だけではなく銃の扱いにも長けていていて、JCCの射撃演習のスコアでは歴代4位の実力を誇る。
変装技術も一流で、一瞬で変装をしたり解いたりすることができ、作中ではその技術を活かして敵を翻弄しながら戦っていた。
南雲の武器は巨大なツールナイフ。
ナイフには多くの武器がついている。
そのため、ミニマリスト戦では「飽きるから」という理由でサイコロの目を振ってどの武器を使うか決めるなど、戦いに遊び心を取り入れていた。
大佛(おさらぎ)
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
本名 | 大佛(おさらぎ) |
生年月日/年齢 | 不明 |
武器 | 丸ノコのチェーンソー |
性格 | ミステリアス/マイペース |
出身地 | 不明 |
CV(ボイスコミック) | 古賀葵 |
備考 | ORDERの新入り |
ORDERの紅一点。
初登場は原作第14話。ORDERの会合で登場。
普段は黒いドレスとベールのようなものを着ているミステリアスな雰囲気の女性。
しかし、実際はマイペースで子供っぽい性格である。
ORDER内では新人の立場なので、同じORDERの神々廻(ししば)とバディを組み、面倒を見てもらっている。
また、ORDERの京(かなぐり)のことを嫌っている描写がある。
大佛の強さは?
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
おとなしそうな見た目とは逆に戦闘スタイルは超豪快である。
丸ノコのチェーンソーを使い相手や周囲の障害物を切断しながら戦う戦闘スタイル。
攻撃範囲が広いため、戦闘の際には周りに大量の血しぶきが飛び交い、周囲の地形もめちゃくちゃにしてしまう。
神々廻曰く「戦闘時には離れたい」とのこと。
神々廻(ししば)
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
本名 | 神々廻(ししば) |
生年月日/年齢 | 不明 |
武器 | ネイルハンマー |
性格 | 常識的/ツッコミ属性 |
出身地 | 京都 |
備考 | 玉ねぎが大嫌い |
初登場は原作第14話。
一人称は俺で、白髪ロン毛で左頬に傷があるのが特徴。
同じORDERの大佛と行動を共にすることが多く、大佛のマイペースさに終始振り回されている。
他のORDEEの人たちと比較すると常識的な性格だが、嫌いな食べ物の玉ねぎが関わると豹変する。
初登場時には玉ねぎを間違えて料理に入れたシェフの頭をナイフでめった刺しにしていた。
主人公の坂本とは一定の信頼を寄せていて、「なんか昔からあの人死ぬとこ想像できへんねん」と坂本の実力を認めている。
神々廻の強さは?
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
神々廻の武器はネイルハンマー。
作中ではハンマーで相手の首を捻じ切ったり、銃弾を防いだりと器用に扱っている。
作中では鹿島の部下十数名を瞬殺していた。
豹(ひょう)
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
本名 | 豹(ひょう) |
生年月日/年齢 | 不明 |
武器 | 不明 |
性格 | 優しい |
出身地 | 不明 |
備考 | 大器晩成型 |
初登場は原作第14話。
ORDERの会合で大佛・神々廻らとともに登場。
一人称は「俺」で、オールバックの髪型に大量のピアスが特徴的な大男。
見た目や言動こそ荒々しく勘違いされやすいが、実際はとてもやさしい性格の持ち主。
その優しい性格から、南雲には「豹は甘いからいつも損している」と言われている。
坂本、南雲と同じJCC出身だが、彼らのように昔から有名だったわけでなく、自身を「大器晩成型」と称していた。
豹の強さは?
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
戦闘描写がほぼ無い豹だが、恵まれた体格を活かして、武器は使わずに素手で戦うと思われる。
死刑囚編では、シンとルーに致命傷を負わされ逃げていたソウに、素手でとどめを刺していた。
坂本の看病に訪れた際には「身の程を教えてやろうか」と言い、軽々と壁を破壊していた。
篁(たかむら)
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
本名 | 篁(たかむら) |
生年月日/年齢 | 不明 |
武器 | 刀 |
性格 | 寡黙 |
出身地 | 不明 |
CV(ボイスコミック) | 天翔駿 |
備考 | 読み切り『骸区』の主人公 |
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
初登場は原作第38話。
通称『殺連の亡霊』と呼ばれている、常に独り言をつぶやいている老人。
作中では篁の素性は一切不明で、いつからORDERにいるのか、殺連にとってどういう存在なのかなど、全てが謎に包まれている人物である。
ちなみに篁は、作者である鈴木祐斗先生の読切漫画『骸区』の主人公としても登場している。
『骸区』では篁の圧巻の戦闘シーンが見られるのでそちらも是非。
『骸区』ボイスコミックス版↓
篁の強さは?
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
「殺連の亡霊」と呼ばれていて、間違いなく作中最強の人物。
そんな篁の武器は刀。
作中では一太刀で車や東京タワーを両断したり、銃弾を切って防いでいた。
その強さから南雲には、「殺しのブレーキがない人」と呆れられている。
敵のボスであるスラーは、「いままで篁を相手に生き延びた人物は一切いない」と語っていた。
京(かなぐり)
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
本名 | 京(かなぐり) |
生年月日/年齢 | 不明 |
武器 | 映画の撮影カメラ/カチンコ |
性格 | 型破り |
出身地 | 不明 |
備考 | 映画監督 |
初登場は原作第59話。
JCC編入試験編で試験官として登場。
映写機の反りこみやフィルムのデザインをしたマフラーが特徴。
表向きの職業は映画監督で、世間的に有名な人物。
型破りな性格の持ち主で、面白い映画を撮るためならパイロットを銃殺したり、飛行機を墜落させるなどかなりの問題児。
加えて、ORDERの仕事もろくにせず、やりたい放題であることから、ORDERメンバーである大佛には嫌われている。
京の強さは?
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
JCC編入試験編では、未来を読むことができるシンの力を破ったり、坂本の背後を一瞬でとったりと規格外の実力を見せつけた。
また、京は「前にいたORDERメンバーと映画のことで揉めて殺してしまい代わりに入った」という異色の経歴を持っている。
サシでORDERと戦い勝利したことからも、作中ではORDER上位の強さであると思われる。
そんな京は映画の撮影カメラとカチンコ(撮影をカットする道具)を武器として使用。
作中ではカメラからビームを放ち飛行機に穴をあけたり、カチンコで受験生の首を切断していた。
上終(かみはて)
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
本名 | 上終(かみはて) |
生年月日/年齢 | 不明 |
武器 | ライフル |
性格 | 人見知り |
出身地 | 不明 |
備考 | お天気お姉さんに弱い |
初登場は原作第132話。
ORDERのスナイパー。
極度の人見知りで人前には滅多に顔を出さない人物で、同じORDERの神々廻でさえ顔を見たことがないという。
殺連史上最強のスナイパーと呼ばれているほど射撃スキルは超一流で、有効射程距離は8kmの腕前を誇る。
スナイパーにとって天候は命という理由から、お天気お姉さんのことを神の存在に等しいと崇めているが、周囲からは女好きと勘違いをされている。
上終(かみはて)の強さは?
引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社
上終は、長距距離ギネス記録保持者で、他のORDERを差し置いて「世界で最も影響のある100人の殺し屋」に日本人で唯一選出されている。
南雲からは上終がサポートに入ったら勝ち確と評されているほどの実力を持っている。
まとめ
今回は『SAKAMOTO DAYS』に出てくる組織『ORDER(オーダー)』について解説していきました。
現在作中では、スラー一派がORDER狩りを宣言しています。
ORDERのメンバーの戦闘シーンが楽しみです。
これからますます面白さを加速させている『SAKAMOTO DAYS』には今後とも大注目ですね!